「ねぇ翔。あと何分でつくー?」 だらーっと翔の肩によたれかかる実優。 「子どもかよ。あと5分あるいたらね。」 「あと5分だって~桜。」 いや、あたし聞いてないし。 でも、あたしも疲れたな...。 まだ10分しか歩いてないのに。 なんか... 息があがってきたような。 「ハァ...翔、たしか..ハァ...坂道のぼるんだよね...?」 や、やばい。体力なくなったなぁ。このあと坂あるのに。 だんだんと後ろに行き、列の1番最後についた。 「ハァ... ハァ。」 すこし止まって息をととのえる。