「広宮先生ー。」 でも、いち早くあたしに気づいたのは、あのふたり... 。 そう。今、体操中だって言うのに、あたしの方にかけてきた... 。 「「さくらっ!!」」 翔と、愛嬌あってきしゃな体の親友の実優(ミユ) 。 実優に抱きつかれた。 「うわっ、実優... 。」 実優の目には涙がたまっていて。うるうるしていた。 「桜っ、もう良くなったの?もう元気?!」