俺は今、桜の病室の前に立っている。 「...ふぅ...。」 深呼吸をして、無理矢理に笑顔を作ってドアを開けた。 どうせ、起きてないだろうけど..。 そっとドアを開けると、ベッドの小さい明かりが灯っていた。 桜が、ベッドの上で勉強してる...。 俺に気づいた桜は、バッとノートを閉じる。 「えっ...。うそ。あ、えと、これは...。」 あらかさまに慌てる桜。 俺は、桜の隣に座った。 「ん?なに、こんな時間まで勉強してたの?」 すると、困った顔で苦笑いした。