ーーー 「はい、ゆっくり深呼吸だよ。」 「いぃっ!いたぁッ!!」 かけ声と一緒に背中に太い針を刺す。 骨髄液をとるために。 注射器には、どんどん桜の骨髄液がたまってきて。 それと比例して、桜の声は増していく。 「いたいよっ!ねぇっ、やだっ!終わりっー!」 力がないはずなのに、拳をぐっと握りしめて。 目をうるませながら。 ...ごめん。 「桜、もうちょっと!がんばれ。」 残し少しを抜くと、丁寧に針を抜いた。 急いで止血をする。