「...やぁだっ、じゃあ外行ってもいい?」
すると、さすがに怒った顔。
「いまさっきダメって言っただろ。」
亮樹兄ちゃんは、あたしの袖をまくりあげ、ガーゼで消毒する。
このスウッとした感じが嫌だ。
「...痛い?」
「......いつもどおり。」
痛いんだな。
いよいよ迫ってきた針に、目を閉じて身構えた。
「いっ!いたいぃ...!!
.......亮樹兄ちゃんの下手くそ!!」
もうっ、痛い!
「だーから針刺すのに痛くないはずないだろ?
とがった針が人間の皮膚を突き通してはいるんだぞ。」
や、やめてください。よけいに痛くなってきた...。
絆創膏をはってもらい、終了。


