生き続ける意味





「大丈夫?ほら、ゆっくり深呼吸...。」




そういって、男の子もそうしようとしてくれてるけど、なかなかできなさそう。




すると、後ろから足音が。




「大丈夫か?!」




り、亮樹兄ちゃんっ!助かったぁ...。




亮樹兄ちゃんは、素早く男の子を抱きか
かえ、ナースステーションの壁に寄りかからせた。




「んっ...ゴホッ ゼィゼーハァハァ 」



苦しそうな男の子の頭を優しく撫でると、首にかけていた聴診器をつけた。



「もう少し頑張ろうな。」




昨日、あたしに声をかけたように、優しく。



だ、大丈夫かな... 。