あたしも、できるだけ亮樹兄ちゃんが不安にならないように気をつけなきゃ。 亮樹兄ちゃんを支えなきゃ。 「ん?大丈夫だよ。」 そう言って、無理矢理に平気な顔をつくる。 すると、亮樹兄ちゃんはまた机からパンフレットを出すと、あたしにわたした。 「桜。これはね、...移植ってしってる?」 移植......知ってる。 他の人の体の一部を、もらうこと。 移植って、そんな?そんなに悪いの? 「......亮樹兄ちゃん。あたしって、そんなに悪いの?」