こ、こわい...眉間にしわがよってるよ。 あたし、ドアを開けたまま固まって動けない。 だって、亮樹兄ちゃんすごく...怒ってる...とても。 そう肌で感じたら、今までの反抗心が一気になくなった。 スーっと消えて、代わりに恐怖心がじわじわとわいてくる。 「桜、こっちおいで?」 亮樹兄ちゃんが指を指した先には、目の前の畳。 ......また、正座。 でも、恐怖心のほうが勝って、体が動いてしまう。