あたしは、ひょこっと立つと覚悟を決めて言った。 「あの...、さっきはごめんなさい。...これからはしませ...ん。」 いや...めっちゃ、たどたどしい...。 でも、けっこうな勇気を出して言ったのに、亮樹兄ちゃんは全然こちらを向かない。 むしろ、無言。 あたしにかまわず、もくもくと仕事をする亮樹兄ちゃん。 ...え?あたし、謝ったよね...。