しばらくして、体温計をポケットにしまうと、あたしの目をじっと見つめる。 「桜、部活しばらく禁止。」 .........へっ?き、禁止って... 。 「熱、そんなにあったの...??」 亮樹兄ちゃんは、小さく首を振るとベッドに腰をかける。