「うんっ、行きたい!病気治したら、学校行くもん。」 学校って不思議で、いつもめんどくさくても、長い間やすんでると行きたくなるんだよね...。 それを聞いて、亮樹兄ちゃんはふふっと笑った。 「だよね。なら、受験方法考えなきゃ。」 うぅ... いきなり現実的な話になってきた。今朝まで、受験を他人事のように思ってたのに...。 あたしは、再び布団にくるまる。 「えぇー、めんどくさいぃ...。」