「今回は1回目だから、許してあげるけど、今度はもうだめだからね。今度やったら、もう許さないよ。」 “それだけ大事なことなんだからね。” っと言って。 あたしがこくっとうなずくと、亮樹兄ちゃんは微笑んだ。 「はい、じゃあもうしばらく寝てな。点滴終わるまで。」 亮樹兄ちゃんの言葉に安心して眠りについた。