生き続ける意味


「だって、1番よく見るの血だもん。」


膨れっ面な顔をしながら、自分の腕を指差すヒナ。


「あっ......。」


その言葉にあらかさまに、 あたしたち3人の間の空気が冷たくなった。


そ、そうだよね。長い間ここで過ごしたのなら、そうなるのも無理ない...。


「桜、なんか...かわいそうになってくるね。」


実優がヒナを見ながら、つぶやいた。