「ちょっ、ヒナー?他にもいっぱい赤のものあるでしょ?ほら... リンゴとかさ。」 “赤” と言われて、リンゴくらいしか思いつかないあたしも、どうかと思ったけども。 そしたら、うーんと首をかしげ、思い付いたのか、ハッと顔をあげた。 「あっ。きゅーきゅーしゃのピーポー!」 え、救急車のピーポー? って、あの赤い光るランプですか! ちょっ、まって、ちょっと病院から離れようよ...。 あたしたちの会話に、クスクスと笑う実優と翔。