「だったら、ひとの話をちゃんと聞け!自分のことなんだから、しっかりしなさい。」 診察室に、亮樹兄ちゃんの怒鳴り声が響きわたった。 「っ...!うぅ......。」 さすがのあたしも、これには勘弁。 だって、このままいくと、長いお説教コースですよ...。 「す、すみません。ちゃんとします、ごめんなさいぃ... 。」