宮田君の告白






(あれ....?)





あ、男バスの集団か。


もう遅いし、部活終わりかな。





特に気にすることもなくその集団に近づき靴箱からローファーを取り出そうとすると、






「あれー!及川じゃん!何?今帰り?」




「.....あ、結城君。久しぶり。うん、そう。ちょっと残ってたの」





去年同じクラスだった結城君がいた。





ムードメーカー的存在だけど、たまにナチュラルに人をイラッとさせる時がある。


でもなんだかんだで面白いし、憎まれない人だと思う。