「本当?俊哉が及川さんに告ったの」
「....ん、まぁあ、そうだね。....さっきの結城君の言葉に、嘘は、ないかな」
確かに一年生の夏、丁度今から1年前くらい。
放課後たまたま日誌を書き忘れてて教室に残ってたら、突然結城君が入ってきて、「俺と付き合って」って言われた。
急だし、そんな気はなかったからその場で断っちゃったんだけどね。
そのあとは本当にただのクラスメイトとして喋る仲になった。
「....結城君て天然だよね、本人に自覚はないみたいだけど」
それが個性といえば個性だし、なんだかんだで皆に愛されるキャラだとは思うけど。
思わず苦笑いになる。

