メガネの彼は二重人格

「はぁ~・・・弱い奴ら。」


俺は浅本を押さえている奴を睨んだ。




「先輩も・・・ヤる?」


パッと手を離して逃げて行った。




俺は浅本に近づいた・・・



シャツは無理矢理引っ張られたらしく、ボタンが取れていて、

所々破れていた。




下を向いて完全に怯えていた。





俺が前でしゃがみ込むと、顔を上げて俺を見た。




「立てれる?」



浅本は首を横に振った。





俺は自分が着ているサマーセーターを脱いで、


浅本に着せた。