メガネの彼は二重人格

パンッ



俺は頬に当たる寸前に、男の拳を止めた。





男は、俺が止めたのにビックリしたらしく、

まぬけな顔で俺を見てきた。





俺が睨むと、顔から恐怖の色が出ていた・・・



「生意気な!!」





掴んでいる拳を振って、俺の手から離そうとしていた。








「馬鹿が・・・」




俺が手に少し力を入れると、男は叫んだ、




「いっいでぇぇぇぇ~!!すまん!離してくれっ!!」






って・・・。