メガネの彼は二重人格

「やっ!やめろよ!!」






声が裏返ってしまった・・・。


「あ?何か言ったか?」




僕の胸倉を掴んできた。







「いっいえ・・・」



チラッと浅本さんの方を見ると、




いつも強気なのに今にも泣きそうになっていた。





「・・・やめろって言ってんだ!!」





その時、僕の胸倉を掴んでいた男の固い拳が僕の頬にヒットした。