メガネの彼は二重人格

「・・・圭介君のメガネって伊達なの?」



「えっ!!」


「いや、今見てたらそうかな~?って思って!」

「あっ・・・いやまぁ、そうです。」



「やっぱそれってファッション?」





「その・・・自分の顔が嫌いだから・・・」


あと、メガネをとると大変なことになるからです!!

まぁそんなことは言えないけど・・・!




「嫌いなの?でも、メガネつけててもいいけど、とるともっといいかもよ!自分が思ってるより!!」




その時、恵里さんの手が僕のメガネに触れた・・・





「やめろ!!!」






教室が、静まりかえった・・・。




「あっ・・・」


僕は教室を出た。