ずっと、キミが好きでした。



それから数日後、れおが背中を押してくれたこともあって都内の大学を受験することに決めた。


れおは笑って私の夢を応援してくれたけど、私の中で疑問は膨れ上がるばかり。


最近のれおはどこか上の空でぼんやりしていることが増えた。


聞いても何もないって言うけど、私には心当たりがある。



「京太君……れおはカリフォルニアの大学に行きたいんじゃないかな?何か聞いてない?」


日本手話は難しくてまだあまり覚えられていないけど、今日はあーちゃんも一緒だからところどころ手伝ってもらって京太君とコミュニケーションを図る。


京太君は小さく首を振った。


どうやら、知らないらしい。



「そっか。なんだか最近ぼんやりしてることが増えたんだよね。心ここにあらずって感じでさぁ」


「あー、確かにね。最近、授業中もよくぼんやりしてるかも」


ホットミルクティーを飲みながら、あーちゃんがうんうんと頷く。


勉強熱心で人一倍努力していたあのれおが、授業中もぼんやりしてるなんて。



「学校ってこの近くだよね?れお、まだいるのかな?」


「あ、うん。今日は先生と面談だって言ってたよ。なんなら乗り込んでみる?」


弾けるような笑顔で楽しげに笑うあーちゃん。


れおのことが気になったこともあって、あーちゃんの誘いに乗った。