可愛くて無邪気で、天真爛漫な彼女。
会ったばかりだけど、なぜか小松さんとは初めて会った気がしないというか、仲良くなれそうな気がした。
それよりも、れおの彼女じゃなかったことにビックリ。
あれは私のカン違いだったんだ……。
また私の早とちりだよ。
は、恥ずかしい。
もう、れおに合わせる顔がない。
「どう?俺の誤解はとけた?」
「れ、れお……っ!」
「バッチリだよ。じゃあ、私は今からデートだから。頑張ってね、しーちゃん!」
「し、しーちゃん?って、私のこと?」
「そ!私のことは、明菜でもあーちゃんでも好きなように呼んでくれていいから!また会おうね、バイバイ」
「あ、うん!」
小松さんは私とれおに可愛く手を振ると、そそくさとこの場を去って行った。
取り残された私とれおの間に沈黙が訪れる。
ど、どうしよう……。
誤解はとけたけど、これからどうすれば……。
「俺んち、来る?」
「あ、うん……」
「じゃあ、行こう」
れおに腕を引かれて歩き出す。
自然な仕草でさり気なく手を引く紳士的なところは、変わってないなぁ。
これからも、私はれおの隣にいてもいいのかな。
願わくば、ずっとキミのそばにいたい。



