「ふはっ」
驚いたように目を真ん丸く見開いていたかと思えば、れおは今度は手の甲で口元を覆うようにして噴き出した。
大きな目が細まって、優しい雰囲気に変わる。
クスクス笑いが止まらないれおを見て、ア然とする。
「し、信じらんない。なんで笑うの?人の決死の告白をー!」
「ごめんごめん」
「悪いなんて思ってないくせに!バカーッ」
恥ずかしさから、ポカポカとれおの胸を叩いた。
恥ずかしい。
恥ずかしすぎるよ。
「ごめんって。可愛いなと思ってさ」
「え……?」
か、可愛い……?
私が?
れおは私の手首を掴むと、ブランコから立ち上がった。
そして、そのまま勢いよく自分の方に引き寄せる。
れおの胸にトンとおでこが当たったかと思うと、目一杯ギュッとその腕に抱き締められた。
「れ、れお……」
「しず、俺……」
れおの腕に包まれて、トクントクンと鼓動が大きくなっていく。
「ずっと……しずと向き合うことから逃げてた。突き離して……ごめん」
「そんなことない……そんなことないよ。れおが謝る必要なんてない……悪いのは、私の方」
そんな気持ちを込めて、思いっきり首を横に振った。
れおは悪くない。
悪いのは……私。



