合格してたのに、星ヶ崎高校には行かなかったってこと?
あんなに行きたがってたのに、どうして?
バスケがしたいんだって、そう言ってたよね。
それなのに……。
頭がこんがらがって、おかしくなりそう。
「そ、そういえば……星ヶ崎の推薦に落ちたけど、一般入試は受けないって言って……別の高校を受験したの。あんなに星ヶ崎高校に行きたがってたから、おかしいなとは思ったけど」
そのことが関係してるの?
あの時の私はちょっとおかしいなと思っただけで、そこまで深く考えられなかった。
それよりもれおが受験に失敗したという事実の方がショックで、そこまで気が回らなかったんだ。
あの時から、私は何かをまちがえていたのかな。
「とにかく、もう一度ちゃんと話してみなよ」
「……うん」
頷いてはみたものの、何をどう話せばいいのか思考がまとまらない。
何が真実で何がウソなのかを知りたいと思う反面、とてつもない不安が胸に押し寄せて来る。
そのあと食べたパフェの味はほとんどわからず、気付くと家に帰るまでの道のりをトボトボ歩いていた。
まだ6時過ぎだというのに、辺りはもうすっかり真っ暗だ。



