花奈 ~15日生きた君へ~


何話そっかな……早く何か話さないと時間もったいないな。
私は時計とにらめっこしながら必死に話題を探し始める。

……すると。

「なぁ花代」

そんな私を見つめながら、なぜか真剣な表情になった大斗くんが私の名前を呼んだ。

「何?」
「前からね、話したいと思ってたことがあったんだ」

どうしたのかなと思って聞き返したら、大斗くんはさらに真剣な顔になってそう切り出した。
ここまで真剣な表情、今まで見たことない。
私を見つめる大斗くんのまっすぐな目に吸い込まれそうになる。

「なにー?」

大斗くんがこんな改まった感じで話すってことは、お悩み相談とかかな?
なんて思いながら、軽い返事を返す私。

だけど……次の瞬間、大斗くんが放った言葉は。