花奈 ~15日生きた君へ~



そんな日々を過ごしてたある日のこと。

いつも通り図書室に来て読書をしてた私。
読書に集中してたら、いつの間にか昼休みが残り少なくなってたから教室に戻ることにして。
読んでた本を本棚に戻し、ドアの方に歩き出そうとした時だった。

「ねぇ!」

背後から誰かが駆け寄ってくる足音が聞こえたと思ったら……私は肩をたたかれ、声をかけられた。

声かけられた時、一瞬嫌な予感がした。
何か嫌なことを言われるんじゃないかと思って。

「何ですか……?」

おそるおそる返事して振り向いたら、そこには色黒で背の高い、黒縁メガネをかけた男子がいた。
男子だったし思ったよりガッチリした体格だったから、すごく怖く感じた。