お母さんは、なんで私のことを知らないんだろう?
そして、花奈は誰なんだろう?
花奈のお母さんが私のお母さんだと分かり、謎はさらに深まった。
だけど花奈は私の頭がそんなことになってるなんて、知るはずもなくて。
だからいつも通り面白い話してくれて、私を楽しませてくれた。
今日この家にいる間は、何も考えしないようにしよう……少し時間が経つと私はそう思えるようになり、自然とあまり考えないようになった。
「そろそろお昼だし、何か買いに行こっか」
正午近くになると、花奈がそう提案した。
「お店ここらへんにあるの?」
「あるよ!朝降りたバス停から違う道行くと商店があるから、行こ!」
私がここに遊びに来てた時は、車で市内の中心部まで行って買い物してた。
だからこの近くにもお店があったことは初めて知ったし、驚いた。

