初めまして……!? なんてことだろう。 私の目の前にいるこの人は、声も顔も間違いなく私のお母さんなのに。 お母さんは私のことを知らないらしい。 どういうこと……? さらに混乱する私。 でも、何か聞ける雰囲気でもなくて。 「初め、まして……花奈ちゃんの友達の花代です。お邪魔します」 私は花奈のお母さんと、初めて会った人として接することにした。 色んな意味で今はそうするしかなかった。 「さ、花代上がって!」 私のあいさつがすむと花奈がそう言ってくれて、私たちはようやく家に上がった。