私と花奈ちゃんはその日以降もお互いのベッドを行き来して、たくさん話したり遊んだりした。
私が入院して3日目の今日も、昨日までと同じように過ごしてた。
「ねぇ花代ちゃん」
朝ご飯を食べ終わり、看護師さんの朝の回診も終わった午前7時半。
花奈ちゃんが私のベッドまで来て声をかけてくれた。
「思ったんだけどさ、花代ちゃんの家族ってお見舞い来ないよね」
今日はどんな話をするのかなと思ってたら、花奈ちゃんが切り出したのはそんな話題だった。
そしてそう言われて初めて、私も疑問に思ったことが1つある。
「そういえば、花奈ちゃんも誰も来ないよね」
思わず花奈ちゃんの質問に答えるより先に、私も全く同じことを聞き返す。
私が入院して3日目の今日も、昨日までと同じように過ごしてた。
「ねぇ花代ちゃん」
朝ご飯を食べ終わり、看護師さんの朝の回診も終わった午前7時半。
花奈ちゃんが私のベッドまで来て声をかけてくれた。
「思ったんだけどさ、花代ちゃんの家族ってお見舞い来ないよね」
今日はどんな話をするのかなと思ってたら、花奈ちゃんが切り出したのはそんな話題だった。
そしてそう言われて初めて、私も疑問に思ったことが1つある。
「そういえば、花奈ちゃんも誰も来ないよね」
思わず花奈ちゃんの質問に答えるより先に、私も全く同じことを聞き返す。

