花奈 ~15日生きた君へ~


その後間もなくお昼ご飯の時間になった。

「間もなく昼食でーす。ご準備してお待ちくださーい」

ナースコール越しにアナウンスが入り、昼食を乗せたワゴンがこっちに近づいてくる音がする。

「花代ちゃんこのままここで食べたら?」
「いいの?」
「いいよ!」

花奈ちゃんがそう提案してくれたので、私はその場で食べることにした。

「あたしはご飯無いから、花代ちゃんが食べてるとこ見てていい?」
「えっ、ご飯無いの?」
「うん、まだ食べれないんだ~」

一緒に食べるのかなって思ってたら、花奈ちゃんはご飯が無いらしい。
目の前で私だけ食べて大丈夫かなって思ったけど、花奈ちゃんは気にしてないみたい。
私は自分のベッドに箸を取りに行った。