「違うよ……これは部屋着借りたお礼だよ!」
必死に笑いをこらえながら、震える声でそう告げる。
「エッ……マジかよ!!じゃあ俺、勘違いしたってこと!?」
「そうだよ!良平とは明日からも普通に話すつもりだったよ!」
こらえきれなくなって笑いながらそう伝えたら、良平は手紙で顔を隠しながらその場にしゃがみ込んだ。
「マジかよ……俺、カッコわりぃー!!」
盛大な勘違いに気付いた良平は、顔を赤くしながらそう叫んだ。
それがおかしくて、私はついに爆笑してしまう。
「花代、今の告白は無かったことにしてくれ!」
良平はそのまま、告白そのものを取り消そうとしてきたんだけど。
「嫌だ」
私はそれを拒否しつつ、恥ずかしがる良平に向かってこう言った。
「いいじゃん……告白、成功なんだから」

