「うぅ……」 日付が変わった途端、花奈が苦しそうにうなり始める。 「花奈!しっかりして!」 克代さんが花奈の体を押さえ、そう問いかける。 すると花奈は、すうっと大きく息を吸った。 そして…… 「みんなホントにありがとう。お墓から、仏壇から、見守ってるからね」 花奈は振り絞るようにして言った。 最後のひとことを。