花奈 ~15日生きた君へ~


「うぅ……」

日付が変わった途端、花奈が苦しそうにうなり始める。

「花奈!しっかりして!」

克代さんが花奈の体を押さえ、そう問いかける。
すると花奈は、すうっと大きく息を吸った。

そして……

「みんなホントにありがとう。お墓から、仏壇から、見守ってるからね」

花奈は振り絞るようにして言った。
最後のひとことを。