「次は良平」
続いて、良平に向けた言葉。
「良平は友達第1号。学校行けないし遠くにも遊びに行けない、こんなつまらないあたしと友達でいてくれてありがとう。花代のことをこれからよろしくね。ずっと仲良くね。あたしのこと、忘れないでほしいな」
良平は腕で涙を拭いながら、何度も首を縦に振ってうなずいた。
「最後に……花代」
そして最後に、私に向けた言葉。
「花代は友達でもあり妹でもある。どっち意味でもすごく大切だよ。花代が産まれるためにあたしが産まれたなら、花代が生き続けるためにあたしが死ぬなら、それはあたしにとってすごく誇らしいことだよ。だからあたしの死に落胆しないで。花代と出会えてよかった。ありがとう」
花奈の言葉に、私は涙が止まらなかった。
花奈が私たちに思いを伝え終えると同時に……時刻は0時に。
6月11日に、なった。

