「あっ、おはよう」 「昨日の夜に入ってきた子でしょ!?」 私があわててあいさつを返すと、女の子は明るい口調でそう聞いてきた。 「うん」 「夜中すごい咳してたよね?大丈夫?」 私が答えると、女の子は私の体調を気遣ってくれる。 昨日の夜は発作がピークだったからとにかく苦しくて、何度も咳込んでよく寝れなかった。 これは今回に限ったことじゃなく、入院初日の夜はいつもこんな感じ。 「うん、昨日はよく寝れなくて」 「あたしもあんまり寝れなかったよ!」 女の子はそう言ってまた笑った。