あれから8年が経った今。 小学6年生になった私……花代は、子供の頃とは全くの別人になってた。 私は私、お姉さんはお姉さん。 私はお姉さんの生まれ変わりじゃない。 お姉さんが死んだことと私が産まれたことは無関係。 そんな考え方をする人になってた。 お姉さんのことが憎くて仕方ない。 お姉さんの分まで生きろだなんて冗談じゃない。 最近になってそこまで思うようになってきた。 それにはハッキリとした理由があった。