花奈 ~15日生きた君へ~


「花代……この話聞いても、良平の気持ちに気付かない?」

話の最後、花奈にそう聞かれた。
気付かないわけがない。
でも今まで気付かなかったのは不思議じゃないと思う。
だって良平……ずっと私たちのこと応援してたじゃん。
あれ全部ウソだったってこと?

「良平は私のこと、友達としか思ってないと思ってた。私もそうだったし……まさかそんな気持ちで……」

驚きすぎて言葉が途切れ途切れにしか出てこない。

「そうだろうね。良平も全く手応え感じないって言ってたもん。辛かっただろうなぁ」

花奈はそんな私を見て、苦笑しながらそう呟いて。