花奈 ~15日生きた君へ~


「じゃあ今日はあたしが話そっかな!いっつも2人に話してもらってばっかだし!」

そしたら花奈がそんなことを言い出した。

「ホント!?何の話してくれるの?」

私が興味津々に花奈に尋ねると。

「……良平の話」

花奈は控えめな声で私にそう告げた。

「え、良平の?」
「うん」

私がポカンとしながら聞き返すと、花奈は真顔で返事をした。
良平とは付き合いが長いから大体のことは把握してる。
そんな良平のことで、今更会話なんて弾むかな?
私がそんな心配をしていると。

「花代、良平の気持ちには気付いてるの?」

予想もしてなかった質問が飛んできて、私は自分の耳を疑った。

「え?どういうこと?」

相変わらずポカンとしている私に向かい、花奈は一息ついてから話し出した。