花奈 ~15日生きた君へ~


私がムッとして花奈が笑ってるのを横目に、良平が続けて話し出す。

「俺な、花代の反応が楽しくてすげーからかってた。わざとお菓子を奪ってみたり、嫌いな虫捕まえて見せたり、一緒に遊びたくないって言ってみたり……今思えばひどいことしてたな、ごめんな花代」

ここまでムカつくことばっか言われてたけど、急に良平が謝ってきたからちょっとだけ機嫌を直す私。

「子供の時のことだったしもういいよ。で、何が言いたいの?」
「何が言いたいとかじゃなくて、花奈に聞いてほしいんだよ!今まで俺と花代は出会ったばっかの設定だったけど、ホントは幼なじみなんだってこと知ってほしいじゃん!」
「まぁね……」

子供の時の話をされるのはちょっと恥ずかしいけど、その言葉には納得できたからうなずく。