花奈 ~15日生きた君へ~


私も最初は良平と同じようにどうすればいいかなって思ってた。
花奈とお別れする日が迫ってきてるかもしれない……そう考えたら悲しくて、泣くことしかできなそうって思った。

……でも、私思うんだ。
花奈はきっと別れのその瞬間まで笑顔なんだろうなって。
そして花奈が笑顔でいるなら私もそうしたいなって。

花奈と笑顔でお別れするために、残された時間で一体何ができるかな?
最近ずっとそのこと考えてたら、私はとってもいいことを1つ思いついた。

「私はね、花奈といっぱい話すよ。毎日会いにきて時間が許す限り話す。花奈とお別れするかもしれないからこそ、話したいことがいっぱいあるから!」

私は良平に笑顔でそう告げた。