花奈 ~15日生きた君へ~


「お母さん、はぐらかさないで」

花奈が力強い口調で克代さんに訴えかける。

ねぇ、花奈は何を言いたいの?
何を知ってるの?
そんな疑問を投げかけることもできず、私はただ次の言葉を待った。
すると。

「お母さん……思ったんだけど、花代はあたしの妹なんじゃない?」

直後花奈が放った言葉に、私はさらに驚いた。
驚いてるのは克代さんも同じだった。

私は克代さんの顔をじっと見た。
克代さんは視線を感じるのかこっちを見ようとせず、うつむいたまま固まってる。