「ねぇ花奈。花奈の病気は治らないの?」
私はいつの間にか、金魚の命と花奈の命を結びつけて考えてて。
花奈のこともかわいそうって思って、気付いたらそんなこと言ってた。
「んーどうだろうね。詳しいこと分かんないから、治るのか治らないのかも分かんない」
花奈は穏やかな口調で答える。
「なんで花奈が病気なんだろう。花奈こんなにいい子なのに。なんで学校に行けないほど苦しめらんなきゃいけないの?よりによって花奈が……この世に神様なんていないよ」
こんなこと言ったって仕方ないのは分かってる。
だけど私はやるせなさを心の中にしまっておけず、言葉にして花奈に伝えた。
「ふふ、ありがとね花代」
花奈は嬉しそうに笑いながらそう言ってくれた。

