「もしもし……」 「もしもし花代!?どうしたの!?」 電話に出た花奈は私の涙声に驚く。 「今ね、13年生きてた金魚が死んじゃったの。昨日まで元気だったのに」 「あ~、それは悲しいね。泣くね」 私が説明すると花奈はそう言ってくれた。 「花奈……運命ってイジワルだし、命ってあっけないね」 私は泣きながら花奈にそんな話を始める。 「そうだね。あたしもそう思うよ」 花奈は優しい口調でそう言い、私の気持ちに寄り添ってくれる。