花奈 ~15日生きた君へ~


「お父さん!」

私はすぐに仕事に行こうとしてた父を呼んだ。

「どうした?」
「ミルク和金……死んでる」

私の言葉を聞くと、父も驚いた顔をしながら水槽を覗き込む。

「あぁ……死んでる」

父は冷静にそう言い、ミルク和金の亡骸を網ですくい上げる。

「長く生きてくれたな……さようなら」

そしてお別れの言葉をかけ、玄関の前の花壇に埋めた。