「新ーっ!!会社遅れるよっ!!」 リビングから聞こえる優美の声。 結婚式から1週間がたっていた。 「…ぁあ。おはよ。」 朝起きたら、一番始めに愛している人に逢える。 とても幸せな事なのに。リビングの隅に置いてある赤ちゃん用品に目がいってしまう。 「…ーらた…新!」 「ー…ん!?ごめん!ちょっと…。」 しーん。 「新、龍平君からさっき電話あったよ。」 「わ、わかった。」 なんだろう。 龍平と2人で逢うのなんか、久々だ。今まではいつもの4人で居たから。