それは、私が流産する少し前に書かれていた手紙だった。 龍平君は、私たちの子供をどれほど楽しみにしてくれていたんだろうー…。 そして、佳奈未の事をどれだけ好きだったか…。 佳奈未…。 やっぱり龍平君は、あんたにベタ惚れだったんだね…。