「この部屋に……。」 龍平のお母さんは、涙の跡がついている。 俺は、龍平が眠る部屋のドアをゆっくりと開いた。 ドアを開いたまま、龍平の側に近づいた。 「…龍…平……?」 龍平は、病院のベッドの上に横になって寝ていて、顔には白い布がかけられている。 俺がそっと布を退かすと、冷たくなった龍平の顔があった。 「龍平くん…。」 佳奈未ちゃんと優美が龍平の側にきた。 龍平……