それから自分の部屋でどう死のうかを考えた。


無難にカッターで手首を深く切れば死ねるだろう


そう考えた私は早速実行することにした


カッターを用意するだけだしすぐに準備は終わった


よしやるぞ!と気合いを入れていざ左手首にカッターの刃を向けるとやはり恐怖が 押し寄せてくる。


一度深呼吸をしようと前に視線をやると
見知らぬ男の子?というよりは少年といった方がいいかなが立っていた


「わっ!だ、誰?」

「あっ!僕?僕の事?わー僕の事見えるのー?」

「は?えっえっ!ちょっと待って何言ってるの?」

「だーかーらー見えるの?」

「見えるも何もあんた人間でしょうが!」

「違うよ」

「何言ってるの?本当に大丈夫?(゜.゜)」

「僕幽霊なんだ」

「はぁ!?何あんたバカなこと言ってるの?」

「僕は幽霊のハク!よろしくね!」

「……」

「君が僕を呼んだんだ」

「は?私何も呼んでないし!」

「呼んだよ君がいいや」