翌日、美月達の実験が最終日を迎えた。


放課後、恋愛クラブの部員は食堂に集合した。


ミーティングがあるらしい。


昨日の食堂での美月とサイトウさんのケンカを目撃した人もいて、


美月を見てはクスクスと笑ったりしている。



「美月、気にしない方がいいよ」


「美月は悪くないんだから!」


私の言葉にナオが付け加えた。


「大丈夫だよ。…まだちょっとムカつくけどね」


美月はニッと笑って空いてるテーブルについた。


私とナオも続いてイスに座った。