人の顔見て笑うって、
かなり失礼な人よね?!

私のムスっとした態度に気づいたのか、


その男の子は急に謝ってきた。



「ごめん!怒った?そんなつもりじゃなかったんだ!君が本当に美味しそうに食べてたからつい……」



「なになに~?どした?なんかあったぁ?」



男の子の声を遮るように、

テンション高めの美月とナオが間に割って入ってきた。


この2人が来たら余計ややこしいっちゅーの!



「なぁんだ、修太じゃん。結衣のこと怒らせちゃったのー?超バカじゃん!」



ナオが修太と言うその男の子の背中をバシバシ叩いた。